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2026年7月24日 不動産コラム 不動産実家売却市川市浦安市税務空き家

妙典・行徳周辺の実家が空き家になる前に!親が老人ホームへ入所する際の「実家売却」と税金の注意点

いつも税理士法人荒井会計事務所のコラムをご覧いただきありがとうございます。
当コラムでは、妙典・行徳・浦安エリア周辺にお住いの方へ向けて、
不動産や相続に関する内容を、コラムという形で情報発信しております。

梅雨も明けて本格的な夏を迎え、もうすぐお盆休みの帰省シーズンですね。
行徳や妙典、浦安エリア周辺にあるご実家へ久しぶりに足を運ぶという方も多いのではないでしょうか。

そんな中、久しぶりに会った親御様の様子を見て、
「最近、少し足腰が弱ってきたな」「実家の階段の上り下りが大変そうだな」と感じることはありませんか?
高齢化が進む現代において、親が一人暮らしをする実家を離れ、
高齢者施設や老人ホームへ入所するという選択は、決して珍しいことではありません。

しかし、親が実家を離れて施設に入所すると、誰も住まなくなった実家は突然「空き家」になってしまいます。
「とりあえずそのままにしておこう」と放置してしまうと、経済的にも建物の寿命的にも、
予想以上に重い経済的負担やリスクがのしかかるケースが増えています。

特に、近年地価が上昇し続けている市川市・妙典エリア周辺だからこそ、
空き家になった実家を「売却すべきか」「賃貸に出すべきか」、あるいは「解体すべきか」という判断は、
事前の税務知識があるかどうかで数百万円単位の手残りが変わってきます。

今回は、親が施設に入所するタイミングで実家の処分に悩み始める40代〜50代の子ども世代の方へ向けて、
知らなきゃ損する実家売却の税務知識と、失敗しないための注意点を分かりやすく解説します。

実家を放置するとどうなる?「管理不全空き家」や税金負担のリスク

「まだ親も健在だし、実家の処分は後で考えればいいや」と対策を先延ばしにすることは大変危険です。
人が住まなくなった家は驚くほど早く傷み、カビや配管の腐食が進むだけでなく、
庭の雑草が生い茂って害虫が発生するなど、近隣住民の生活環境に悪影響を及ぼしてしまいます。

それだけではありません。行政の空き家対策も年々厳しさを増しており、
適切な管理がなされず放置された空き家は「特定空家」や「管理不全空き家」に指定される恐れがあります。
もし自治体から勧告を受けてしまうと、これまで適用されていた固定資産税の優遇措置が解除され、
翌年からの土地の固定資産税が実質的に最大で約6倍に跳ね上がってしまうのです。

使ってもいない実家のために、毎年高い税金を支払い続けるのは非常にもったいないですよね。
大切な資産をマイナスの資産(負動産)にしないためにも、
親が施設に入るタイミングこそ、実家のこれからを真剣に考える絶好の機会と言えます。

売却するなら知っておきたい税務上のメリット

空き家になった実家を売却して現金化する場合、売却によって得た利益(譲渡所得)には通常、
高い税金(所得税や住民税)がかかります。
しかし、日本の税制には、本人が自宅を売却する際に非常に有利に働く強力な割引制度が用意されています。

少し複雑に感じるかもしれませんが、分かりやすく解説します。

【専門用語解説】居住用財産の3,000万円特別控除

マイホームを売却する上で、絶対に知っておくべき最重要の税金特例です。

居住用財産の3,000万円特別控除


個人が自分が住んでいる家や土地を売却した場合に、
売却益(譲渡所得)から最大3,000万円まで差し引いて計算してよいという制度です。
利益から3,000万円がカットされるため、多くのケースで売却にかかる税金をゼロ、
あるいは大幅に安く抑えることができます。

ここで非常に重要な注意点があります。
この特例は、親が施設に入所して実家が空き家になった後でも使えますが、
「住まなくなってから3年目を経過する日の12月31日までに売却すること」という
厳格な期限が定められています。

つまり、施設に入所してから「いつかやろう」と4年、5年と放置してしまうと、この強力な特例が使えなくなり、
売却時に数百万円もの税金が突然課せられてしまう事態に陥るのです。
売却を考えるなら、スピード感を持った事前のスケジュール管理が将来の安心に繋がります。

まとめ:売却のタイミングを逃さないために

今回のコラムの要点は以下の通りです。

親の施設入所によって空き家になった実家を放置すると、固定資産税が最大約6倍になるリスクがある。
自宅を売却する際は「居住用財産の3,000万円特別控除」を使うことで、税負担を劇的に減らせる。
ただし、特例を使うには「施設入所(退去)から3年目の年末まで」という厳密な期限がある。
お盆休みに家族が集まるタイミングで、実家の現状評価や将来の資金計画を共有すること。

「うちの実家は今売ったらいくらになるのだろう?」
「売却と賃貸、どちらが我が家にとって得なのか、シミュレーションしてほしい」
とお悩みでしたら、無理に一人で解決しようとせず、地元の事情に明るい専門家に意見を求めることをおすすめします。

税理士法人荒井会計事務所は、地元・行徳で開業して25年、
毎年この地域の方より700件以上の確定申告をお受けしており、
不動産オーナー様の節税や税務調査対策、相続・生前対策には絶対の自信がございます。

初回のご相談は完全無料で承っておりますので、お盆休みの前後に、どうぞお気軽にお問い合わせください。
お客様にとって最適な道筋を一緒に見つけてまいります。
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

この記事を書いた人

我々は不動産・相続に強い専門家集団です。この「行徳・妙典・浦安」地域で税理士開業して25年になります。
毎年この地域の方より700件以上の確定申告の依頼を受けており、不動産の確定申告や節税に関する対応を得意としています。
節税を考えている方、不動産の法人化を検討している方、不動産の売却を考えている方、相続対策を考えている方、不動産でお悩みの方、ぜひお気軽にご相談ください。
初回相談は完全無料です。